公約通りの実現に努力=子ども手当満額支給で−鳩山首相(時事通信)

 鳩山由紀夫首相は2日夜、野田佳彦、峰崎直樹の両財務副大臣が2011年度以降の子ども手当の満額支給(中学卒業まで1人当たり月額2万6000円)は困難との見通しを示したことについて、「財務を担当する人からすると難しいという思いはあるかもしれない。しかし、今は満額支給できるように最大限努力するのが政府の務めだ」と述べ、衆院選マニフェスト(政権公約)通りに支給したいとの考えを強調した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 これに関し、菅直人副総理兼財務相も同日の閣議後の記者会見で「公約の実現に努力するのが基本的な立場だ」と説明。両副大臣に対しては「財政に責任を持つ政務三役が個人的な見解を述べるのはどうか」と苦言を呈した。 

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<選挙違反>後藤議員の出納責任者に有罪判決 熊本地裁(毎日新聞)

 先の衆院選熊本3区に出馬し、比例復活当選した民主党、後藤英友衆院議員(43)の出納責任者で公職選挙法違反(日当買収)罪に問われた井上広世被告(42)の判決公判が28日、熊本地裁であった。野島秀夫裁判長は「弁護側の主張は事実関係にそぐわず不自然だ」として懲役1年6月、執行猶予5年(求刑・懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。出納責任者は連座制の対象で、井上被告の有罪が確定し連座制が適用されれば後藤議員は失職する。

 判決によると、井上被告は派遣会社社長の冨田忍被告(36)=同罪で公判中=らと共謀し09年8月19日〜9月11日、選挙期間中の運動報酬として派遣社員8人に計約73万円を支払った。

 弁護側は控訴する意向を示した。後藤議員は事務所を通じ「無罪が認められなかったことは遺憾だ。今後は控訴審の推移を見守らせてもらいたい。私自身は国会議員の職責を果たすため、活動を頑張っていく」とのコメントを出した。【遠山和宏】

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<シンポジウム>困窮の子ども救済目指し開催 330人参加(毎日新聞)

 シンポジウム「つながろう! 市民発子どもの貧困解決政策へ」が31日、東京都内で開かれ、親の経済的事情から困窮する子どもの救済のためのネットワーク作りを目指し、全国から研究者や教職員、福祉関係者ら約330人が参加した。首都圏の私立高校長(49)が授業料を滞納した生徒に卒業証書を渡せなかった事例を言葉を詰まらせながら報告し、現役の高校生らが支援を訴えた。

 この校長は昨年度、月約3万円の授業料を半年分滞納した3年女子生徒の事例を説明。生徒は学校側の配慮で卒業式には出たが、学校の規定で正規の卒業証書は渡せなかった。

 「教員になるために通信制大学に進みたい」と積み立てていたバイト代も生活費に消え、生徒は進学をあきらめて就職。昨年夏、「甘えている人間だと思われたくない。ずっとずっと働かなくちゃ」というメールをもらったという校長は、「私学に来るのは裕福な子ばかりではない。私学への支援も充実させてほしい」と訴えた。

 また、熊本県内の現役高校生らが、街頭募金活動の様子などを紹介。「だれもが授業料が払えなくなる可能性がある。同じ高校生のために頑張りたい」と発言した。

 集会では国などに対し、授業料滞納を理由にした高校除籍を行わない▽定時制高校希望者を全員入学させる▽就職未定者への支援を行うことを求める緊急提言をまとめた。福島瑞穂・少子化担当相も出席し、「教育にお金がかからない仕組みを全力で作りたい」と述べた。【平野光芳】

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石井桃子回顧展 生涯を資料で紹介 世田谷文学館で2月6日から(産経新聞)

 小説「ノンちゃん雲に乗る」や「クマのプーさん」の翻訳などで知られる児童文学作家、石井桃子さんが平成20年4月に101歳の生涯を閉じて間もなく2年。世田谷文学館(世田谷区南烏山)は2月6日から4月11日まで、没後初の回顧展「石井さんの本はみんなの宝もの 石井桃子展」を開く。創作、翻訳、編集者、文庫活動−と、幅広く活躍した生涯を300点以上の資料で紹介する。

 石井桃子さんは埼玉県出身。子供時代から読書好きで、大学卒業後、文芸春秋社などで編集者として英米児童文学を紹介。自ら翻訳、昭和15年に岩波書店から出版した「クマのプーさん」は戦前の子供を夢中にさせ、人気を定着させた。

 戦後は「ノンちゃん雲に乗る」などの児童文学を創作。「ピーターラビットのおはなし」「ちいさなうさこちゃん」などの絵本を翻訳する一方、昭和33年に子供図書館の先駆となる「かつら文庫」を創設。40年発刊の「子どもの図書館」は全国に広がる文庫活動のきっかけになった。晩年まで創作意欲は衰えなかった。

 回顧展は推敲(すいこう)の跡がうかがえる書き込みが入った原書、執筆に使っていた筆記具や辞書などの愛用品、写真、書斎で保管していた自身の著作などの書籍が紹介される。

 同館学芸員、小池智子さんは「石井桃子の名前を知らなかった人も、作品は必ず触れたことがあるはず。『これが全部、石井先生の本か』という驚きがあふれた展覧会になると思う。先生の業績に触れ、作品を読み直すきっかけにしてほしい」と話している。

 観覧料一般700円。原則月曜休館。【問】TEL03・5374・9111。

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「日本語大賞」に小学生ら4作品=言葉の力再発見、第1回表彰式(時事通信)

 心に響くエッセーや作文に贈る「日本語大賞」(東京書籍主催、時事通信社後援)の表彰式が31日、東京都内で行われ、宮城県の佐藤優里佳さん(11)の「心に残る母の『う…ん』」など4作品が最優秀賞に選ばれた。東京書籍が創立100周年事業として「日本語の美しさや言葉の持つ力を見つめ直したい」と創設。第1回の今回は「人と人をつなぐ日本語」がテーマで、1833作品の応募があった。
 佐藤さんは小学生の部で受賞。突然の病気で意識不明となった母親に「ママは強いもん。病気に負けないもん」と耳元でそっと話し掛けたところ、返ってきたのが「のどから絞り出すような『う…ん』」。
 翌日他界し、これが最後の言葉となったが、「優里佳もしっかり生きてねという心の声だったかもしれません」などと朗読されると、会場のあちこちですすり泣きが漏れた。
 中学生からは大阪府の宮原皐煕さん(13)の「かたことの日本語が伝えるもの」、高校生からは東京都の岡部憲和さん(18)の「ある職人のことば」、一般からは東京都の加藤宣彦さんの「島ことばに残る美しい日本語」が最優秀賞を受賞。このほか25作品が優秀賞に選ばれた。 

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