元和歌山市長、旅田被告の実刑確定へ 獄中からトップ当選も(産経新聞)

 和歌山市が観光振興名目で実施した事業をめぐり、収賄と背任の罪に問われた元市長で市議の旅田卓宗(たくそう)被告(64)の上告審で、最高裁第3小法廷(堀籠幸男裁判長)は、旅田被告側の上告を棄却する決定をした。懲役4年、追徴金300万円とした1、2審判決が確定する。決定は22日付。

 確定すれば、旅田被告は地方自治法の規定で失職し、公職選挙法の規定で、確定日から刑期が終わるまでの間と、その後10年間は被選挙権もなくなる。

 1、2審判決などによると、旅田被告は市長だった平成12年、元料理旅館の跡地の市への転売で利ざやを得た元社長から現金300万円のわいろを受領。同年、料亭を月140万円で借り上げる契約を結び、愛人だった元若女将らに賃料など計4900万円を支払い、市に損害を与えた。

 旅田被告は15年の市議選で獄中から出馬しトップ当選。18年の市長選には落選したものの、19年の市議選で再び当選していた。

【関連記事】
和歌山市の訴え認める 前和歌山市長と共謀の元若女将らに賠償命令
県町村会めぐる贈収賄で元福岡県副知事ら3人を起訴 福岡地検
元入管職員、収賄認める
“小沢LOVE”で一線越えた? “腰巾着”がアレ宣言
【News解説】在任10年…よどんだ水は腐る

ノエビア前副社長再逮捕へ 交際女性にも嫌がらせメール(産経新聞)
買い物楽しく♪ 高島屋大阪店 増床オープン(産経新聞)
自民が教員の政治活動規制法案を提出へ 北教組の違法献金事件受け(産経新聞)
<女性死亡>62歳妻の首に絞められた跡、心中図る?(毎日新聞)
いじめ動画放置、グーグルに有罪判決…イタリア(読売新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。